2012年01月31日

設定:アクエリオ郷士隊

『アクエリオの戦い』以降に創設された、
水神祭都アクエリオの中心部から離れた、
領主のいない地域の村々を守るための自衛組織。

防衛対象は『盟約』を結んだ村々であり、
傭兵であったヨアニス・アルゼラードが発起人となって、
その母体が作られ、徐々に加盟村を増やしている。 

なお、隊の名称である『郷士』には、
郷という文字には郷里愛、士という文字には自尊心、
というそれぞれの意味が込められている。

■主な活動
治安維持と災害救助だが、大規模な土木工事や、地域の教育にも携わる事もある。
各村から都市部への輸送を請け負う事も増えており、
一種の輸送業者の側面も強くなってきている。

■維持費
『盟約』に参加した村々から供出されるが、
食料に関しては屯田制により自給自足を目指している。 

■構成員
志願制で、農家の次男坊や三男坊の他、引退した冒険者や流れ者の傭兵なども含まれる。
装備に関しては、制服と槍系武器が支給されているが
徽章さえ身に付けていれば装備面の制限はない。

隊内には、創設者の意向もあって長柄武器の使い手が多いが、
傭兵出身者などには、他の武器を得手とするものや
ごく少数ながら術士が存在する。

(※以後、随時追記予定) 

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まだまだ設定は練りこみ中ですが、
モデルにしているのは以下。
大体こういうイメージなんだなと思っていただければ。

『盟約』は中世~近世のスイスの『盟約者団』がモデルです。
スイスと違うのは外部に傭兵を派遣するという事をやっていない点。
ま、もっと時代が下って、何十年もたてば
あるいはそういう事もやってしまうのかもしれませんが……。
スイスも最初から傭兵をするつもりだったのではなく、
最初は既得権益を悪徳領主から守るための自衛武力だったわけですし。

農民軍であったり、主要武器が長柄武器(ハルベルトやパイク)である点も共通です。
ただ、制服はさすがにバチカン市国のスイス衛兵のような
ド派手なものではありません(笑)
ロングコートじゃ動き難いだろうから武装ジャケットとしたのですが……
どういうデザインにしようか考え中です。

治安維持としての武力を、輸送業者としても活用している点。
これは金庸の武侠小説でもよく見られるヒョウ局(ヒョウの字は金+票) 
をモデルにしています。
要するにヨアニスって、外見は西洋ファンタジーですが、
中身は「剣客商売」や「射雕英雄伝」 なので、
当然作った組織の中身はそういうものになります。 

まぁ、秋山小兵衛ではなく、大治郎のさらに小粒版ですし、
郭靖ほど酷くないにせよ、かなり愚直で不器用なところがあるので
商売が商売になってないようにも思われますが。
Posted by kagami_kyo at 17:41│Comments(0)TrackBack(0) キャラ設定 

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